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<<   作成日時 : 2011/02/25 12:01   >>

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今日はようやく先生用の教科書をまだ手元にない先生たちに配ることができました。

昨年暮れにまず手元に持っている人,持っていない人を調べました。
まず教科書を管理している図書室の先生に聞きましたが分からない、ということでした。
校長先生にも確かめましたが「個々に聞かないと分からない」ということで
結局個別に聞いて回ることになりました。
担当学年が今の学校ではほとんど固定で、1人1人に聞いているうちに
だんだんとその学年では誰が持っているのか、持っていないのかが分かってきました。

今年に入って、JICAニカラグアオフィスと発起人の隊員の協力で教科書ガイドを印刷することができました。
ニカラグアでは学校が開始する時期と重なったのでとても助かりました。

そして教科書を手元に喜んで帰ってみたところ…。
うすうす感じてはいましたが、それぞれの教科書を自分のものだ、と主張する先生が多く、
学年が変わってもなかなかシェアすることが難しい現状に直面しました。
この問題については校長先生,副校長先生に相談したところ
「研修は学校を代表して行っているのだから、教科書は個人持ちになるはずがない」
という至極常識的な答えが戻ってきました。

せっかく貴重なお金を使って印刷していただいた教科書なので
個人財産になるのはどうしても避けたいと思いました。
すると。
校長先生から「教科書を借りています」という書類を作って署名をしてもらおう、という提案がありました。
これは図書室でいつも物品の貸し出しをするときにやっているのと同じ手法です。
日本の学校でも同じような書類を作って1年経ったら教科書類を返還するということはしているので
なるほど、と思いました。
むしろ今までなぜなかったのか、と不思議に思うくらいの名案?でした。

でも。
そこから実際に書類を作ってもらうまでが我慢比べでした。
年度始めは日本でも雑多な用事があり、目が回るほど忙しいですが、
ここニカラグアでも状況は同じのようです。
しかも、就学率を伸ばそうという政府の方針で
学校が始まって早2週間が過ぎようとしていますが
何と3月末まで通学登録をすることができるのです。
つまりまだ保護者がちらほらと手続きにいらっしゃるということになります。
日本の学校にたとえていうと、ひっきりなしに転入生が入ってくるイメージ。
(そしてここニカラグアでは毎年通学登録をしなければならないので
 その人数は日本の比ではありません…)
という訳で校長先生は大忙し。

事情は分かりますが、授業は待ってくれません。
やきもきして待っていたら昨日ようやく書類が完成。
昨日、今日と2日間かけてようやく
午前、午後の先生方で教科書ガイドを持っていらっしゃらない方に
配ることができました。

いろいろやきもきしましたが、これでようやく授業の準備に入ることができたので
気持ちが晴れやかになってきました。
協力してくださったJICAニカラグアオフィスのスタッフのみなさん、発起人の隊員さん、
そして、すぐに配ることができなくてごめんなさい。
とても感謝しています。
本当にありがとうございました。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
就学率の問題はモザンも抱えています。
が、それ以上に進学率の問題が大きいのよ〜。
まともに評価したらChumbar(落第)する生徒が多いので
下駄を履かせる事も多々アリ。
しかも、そんな生徒でも卒業したら1年だけ教員養成校に通って
すぐに教員になれるという恐ろしい現実が。。。
ますG
2011/02/25 20:01
進学率は学校裁量が大きい印象があります。
今の学校では1月12日から31日まで
落第しそうな子どものための補習があり、
2月7日から8日にかけてテストがありました。
実際に落第した子どももいましたが
その数は習熟度から考えると
驚くほど少ない数と認めざるを得ない状況でした。

せめて教員を目指す人には
教える内容を理解していてほしいよね…

じゃっく
2011/02/26 12:48

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